講演情報

[19p-C601-15]久保公式のベクトル化による電気伝導度計算データの高速生成

〇矢作 裕太1,2、加藤 季広1 (1.NEC、2.産総研)

キーワード:

第一原理計算,ハイパフォーマンスコンピューティング,ハイスループット計算

第一原理計算に基づいた計算データ生成は、効率的な物性データセット構築手法として活用されている。電気伝導度の計算においては久保公式が広く用いられるが、数値評価の際の計算コストが高く、データ生成における律速となっている。本研究では久保公式の評価アルゴリズムをベクトル化することによる、電気伝導度計算の高速化手法を開発した。ベンチマーク測定の結果、ベクトル化による計算時間の短縮が確認できた。