講演情報

[19p-D903-8]Pdナノ粒子を担持した高配向g-C3N4光触媒材評価

〇土田 祐大1、池永 英司1,2、小川 智史1、吉田 朋子2,3 (1.名古屋大院工、2.名古屋大学未来材料・システム研究所、3.大阪公立大学)

キーワード:

光触媒材ナノ粒子,グラフィティック・カーボンナイトライド,硬X線光電子分光

可視光応答光触媒であるグラフィティック・カーボンナイトライド(g-C3N4=gCN)に着目している.gCNの持つ高配向性,半導体特性および担持貴金属錯体形成から着想を得て,gCN光触媒活性向上を目指した材料開発を行っている.担持貴金属は環境浄化作用が期待されるPdを選んだ.担持手法は,一般的な含浸法及び溶液プラズマ法を選択し,Pdナノ粒子を担持したgCNへの影響と,これら担持手法に依存した分子構造および界面電子状態の評価を目的とした.