講演情報

[19p-P01-3]カイラリティ分布の狭いSWCNTの合成

〇松岡 就1、サラマ カマル2、才田 隆広1,2、丸山 隆浩1,2 (1.名城大院、2.名城大ナノマテ研)

キーワード:

カーボンナノチューブ,ハイエントロピー合金,触媒

ハイエントロピー合金(HEA)とは、5種類以上の元素がほぼ等原子分率で混合された単相固溶体のことであり、高配置エントロピーによる固溶体相の安定化、大きな格子歪など従来の合金にはない特徴をもつ合金である。本研究ではSWCNTの直径制御に向け、 熱力学的に安定なHEAナノ粒子であるCoNiCuRuPdを触媒に用いて狭いカイラリティ分布をもつSWCNTの合成を試みた.