講演情報
[19p-P01-9]ポリマーラッピング法を用いた半導体型単層カーボンナノチューブの分離における混合溶媒の効果
〇(M1)種平 立輝1、松下 駿1、藤井 俊治郎1、桒原 有紀2、斎藤 毅2 (1.兵庫県立大工、2.産総研ナノ材料)
キーワード:
単層カーボンナノチューブ,分離,ポリマーラッピング
半導体型単層カーボンナノチューブ(s-SWCNT)の分離技術の中で、高純度のs-SWCNTを分離するのに有効な技術として、ポリマーラッピング法がある。これまで、フルオレン系ポリマーとトルエンの組み合わせによる高純度のs-SWCNT分離が報告されている。しかし、s-SWCNTの分離量が少量であり、収率が低いという課題がある。本研究ではポリマーラッピング法に用いる溶媒に着目し、トルエンとクロロベンゼンの混合溶媒を用いて分離を行った結果について報告する。