講演情報

[19p-P04-32]透明導電フィルムの熱圧着よる順構造フィルム型ペロブスカイト太陽電池の作製に向けた検証用セル設計と評価

〇(M1)田中 梨瑚1、戸邉 智之1,3、柴山 直之2、池上 和志1、宮坂 力2 (1.桐蔭横浜大院工、2.桐蔭横浜大医用工、3.神奈川県産技総研)

キーワード:

ペロブスカイト太陽電池,インクジェット法,貧溶媒法

軽量かつ薄型のペロブスカイト太陽電池の製法のうち、ホール輸送層まで塗布した
基板にITO-PENフィルムを直接圧着して電極を取り出す方法を検討してきた。しかし
、従来法でITO-PENフィルムをUVオゾン処理した後、熱プレスで電極を圧着したセル
の性能は、10mA/cm2以上の短絡電流値が期待できるセルでも0.5mA/cm2しかなく
、さらなる改善が必要であった。そこで、本研究では、テストセルの構造を見直すとと
もに、ITO-PENフィルムの表面処理についても検討した。