講演情報

[19p-P04-9]ケルビンプローブフォース顕微鏡によるD/A積層型有機薄膜太陽電池のVOC計測

〇長谷川 遼大1、Mani-Lata Chitlada1、趙 ヨンユン1、Pandey Manish1、中村 雅一1、辨天 宏明1 (1.奈良先端大)

キーワード:

有機薄膜太陽電池,開放電圧,KPFM

有機薄膜太陽電池の性能を向上させるためには局所領域でのVOCをブレンド膜構造と対応させて評価する必要がある。ケルビンプローブフォース顕微鏡(KPFM)は試料とAFM探針との接触電位差(CPD)をナノスケールで計測する。KPFM測定で得るCPDとVOCとの関係については十分な議論がなされていない。そこで本研究ではまず構造が明確に規定できるD/A積層膜を発電層に用いてモデル素子を作製し、光照射下でのKPFM測定を行いVOCの定量評価が可能か議論した。