講演情報

[20a-B203-8]共鳴トンネルダイオード発振器の自励発振領域外における過渡発振現象

〇(M2)小塙 朋樹1、有川 敬2,3、鈴木 左文4、田中 耕一郎1,5 (1.京大院理、2.兵庫県立大学、3.JSTさきがけ、4.東工大、5.京大iCeMS)

キーワード:

共鳴トンネルダイオード,テラヘルツ,過渡特性

共鳴トンネルダイオード(RTD)発振器は、室温テラヘルツ(THz)光源の有力な候補であり、通信などの様々な用途での応用が期待されている。以前我々は、自励発振が始まる閾値より低いバイアス電圧が印加されたRTD発振器にTHzパルスを注入することで、発振を誘起することができることを報告した。今回、瞬時のバイアス電圧変調によっても同様に過渡的な発振を誘起できることを確認したので報告する。