講演情報

[20a-B204-4]オゾンガス光学素子を用いたキャビティダンプによるパルス発生

〇米田 仁紀1、道根 百合奈1 (1.電通大レーザー)

キーワード:

ガス光学素子,オゾン,パルスレーザー

オゾンガス光学素子は、高耐力かつ高回折効率を比較的低い生成エネルギーで達成できる素子である。この素子はガスを媒体として構成されるので、非作動時の光学特性は、通常の大気状態に等しく、共振器内を使った光増強などの場合には、影響をあまり及ぼすことなく達成できる。そこに紫外レーザーで回折格子を短時間に生成させれば、パルスレーザーが生成できる。本研究では、この新しいパルスレーザー発生の原理実証のために、オゾンガス封入時のQ値計測、短パルススイッチのための紫外光源、それらを組み合わせた動特性の評価を行ったので、報告する。