講演情報

[20a-D901-1]プラズモン増強蛍光イメージングによる唾液中のカンジダマンナン検出

〇能見 隆登1、八子 将也1、名和 靖矩1、田和 圭子1、栗田 浩2 (1.関西学院大理工、2.信州大医)

キーワード:

プラズモン,バイオイメージング,イムノセンサー

免疫力を定量評価することは体調管理に役立つ。カンジダマンナン(CM)が免疫力マーカーとして有効であるため、本研究では唾液検体を試料とし、蛍光サンドイッチCMイムノアッセイをプラズモニックチップ上に構築し、正立落射蛍光顕微鏡像からCMを定量評価した。その結果、パターン内の蛍光強度が外と比べ9.7±2.5倍増強を示し、唾液中でもCM濃度と蛍光強度に相関が見られることがわかった。