講演情報

[20a-D901-2]プラズモニックチップで捕捉された単一エキソソームの後標識法による蛍光顕微鏡観察

〇冨上 眞1、名和 靖矩1、田和 圭子1 (1.関西学院大理工)

キーワード:

プラズモン,単一エキソソーム,蛍光顕微鏡

体液中に存在するエキソソーム(Evs)は細胞間コミュニケーションツールとして働き、罹患する疾病が予測できる。Evはφ100nmで通常の光学顕微鏡で観察することは困難であるが、当研究室では蛍光増強効果のあるプラズモニックチップを用いて、蛍光標識Ev(先標識)を輝点として観測してきた。本研究では基板上の捕捉界面でEvを補足した後、蛍光標識抗体を加え(後標識)、蛍光顕微鏡観で単一Evを観察できた。