講演情報

[20a-P02-12]水熱法により調製したSrTiO₃粉末を原料として用いた高活性水分解光触媒の合成

〇(M2)山口 響1、木村 昭1、野瀬 嘉太郎2、池田 茂1 (1.甲南大理工、2.京都大工)

キーワード:

光触媒

SrTiO₃をベースとする光触媒はフラックス処理によるバルク構造の制御および表面触媒サイトの最適化により、高い見かけの量子収率(AQY)を示すことが報告されている。しかし、SrTiO₃光触媒の活性は原料SrTiO₃に依存し、その要因が明らかでないことから100%AQYの再現は難しい。本研究では、水熱法によって調製したSrTiO₃原料粉末を用いて高AQYを示すSrTiO₃光触媒を得ることを目指した。