講演情報
[20p-A301-12]光励起過渡現象の共存を考慮した InP 基板におけるテラヘルツ波放射の解析
〇(M2)増田 快晴1、長谷川 尊之1、藤元 章1、原田 義之1、小山 政俊1、前元 利彦1 (1.大阪工大 ナノ材研)
キーワード:
超高速現象,テラヘルツ,表面電場
超短パルスレーザー励起で生じる半導体表面からのテラヘルツ波放射は、結晶表面の物性を反映する。この特性を応用した物性評価が近年広まりつつある。我々は、放射されるテラヘルツ波には複数の成分が重畳し得ることに注目し、それらを包括的に計測・解析するというアプローチから評価技術の向上を目指している。講演では、光励起過渡現象の共存を考慮した解析から、InP 基板におけるテラヘルツ波の放射機構を議論する。