講演情報
[20p-A301-9]チャープパルスによる共振器付きInAs量子ドット集合体の超高速均一量子制御
〇高橋 雄士朗1,2、木下 裕太郎1,2、赤羽 浩一3、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.NICT)
キーワード:
量子ドット集合体,チャープパルス,共振器
量子ドット(QD)集合体中励起子はフェムト秒光パルスを用いた超高速量子制御が可能であるが、QD共鳴周波数と光電場強度の不均一性からQD集合体中の多数の励起子の一様な制御は困難である。チャープパルスを用いた量子制御(ARP)は不均一性による影響を軽減する手法として注目され、最近我々のグループは初めてARPをQD集合体へ適用した。本研究では高チャープ量、高パルス面積励起での共振器付きInAs QD集合体におけるARPの効果を報告する。