講演情報

[20p-A310-6]円筒面ガラスチャネルによりガイドされたArq+(q = 7,8)イオンビームの運動エネルギー分布

〇風祭 佑弥1、關 晃誠1、湯浅 茉璃2、小山 颯一郎2、本橋 健次1,2 (1.東洋大院理工、2.東洋大理工)

キーワード:

多価イオン,イオンビームガイド

入射ビーム軸から傾けた絶縁体毛細管内を低速多価イオンが衝突せずに進行するイオンビームガイド効果を調べるため、凹凸型と両凸型の2種類の円筒面ガラスチャネルを用いてArq+イオン(q = 7,8)ビーム(エネルギー 2.5 × q [keV])を入射した時の飛行時間と変位から出射イオンの価数と運動エネルギーを特定した。Ar7+イオン(17.5 keV)を入射したとき、2枚のガラス凸面レンズを対向させた両凸チャネルを+3°傾けることで-0.17°の偏向を確認した。