講演情報

[20p-A601-1][講演奨励賞受賞記念講演] 群知能理解・活用に向けたコロイド系へのスティグマジー実装

〇中山 牧水1、長瀬 暉2、髙橋 廣守2、齊藤 雄太3、畑山 祥吾3、牧野 孝太郎3、山本 詠士2、斎木 敏治2 (1.京大院理、2.慶大院理工、3.産総研)

キーワード:

アクティブマター,群知能,相変化材料

アリはフェロモンにより環境を変化させ、またその変化に伴い自身の行動も変える。このような相互作用様式をスティグマジーと呼ぶ。これによりアリ群が様々なタスクをこなすことが知られており、これを群知能と呼ぶ。この知性を理解し活用するために、本研究ではアクティブコロイド系にスティグマジーを実装し、実験室内での調査を行った。また粒子間相互作用は調節可能であり、これにより集団運動の中に複数の状態が創発された。