講演情報

[20p-C401-3]膜型表面応力センサを用いた環境ガスセンサの開発

〇今村 岳1,2、吉川 元起1,3 (1.NIMS、2.阪大院、3.筑波大院)

キーワード:

ガスセンサ,ニオイセンサ,室内環境モニタリング

化学的な情報を検知するガスセンサは環境センシングにおいて重要な役割を果たす。本研究では、膜型表面応力センサ(MSS)を用いて、アンモニアとエッセンシャルオイル(レモン)を試料とした環境ガスセンシングを行った。MSSの感応膜としてPSとP4MSを用いて測定を行ったところ、アンモニアに対しては、どちらの感応膜も微弱な応答しか示さなかった。一方、エッセンシャルオイルに対しては、P4MSが極めて高い応答を示した。