講演情報
[20p-C601-12]モデル選択及びそのパラメータ推定のための能動的実験計画
〇(M2)竝河 伴裕1、永田 賢二2、片上 舜1、水牧 仁一朗3、岡田 真人1 (1.東大新領域、2.物材機構、3.熊本大)
キーワード:
実験計画,ベイズ推論,X線光電子分光
近年スペクトル測定などの実験の効率化のために、能動学習を用いた実験計画法が提案されている。 本研究では, 数理モデルの選択やそのパラメータ推定に適した能動学習をベイズ的データ解析手法に基づいて構築した。提案手法は観測対象の数理モデルの候補が既知である全ての測定に適用可能な枠組みである。本発表では、 提案手法をX線光電子分光の人工データに適用し、 従来の3分の1の実験時間に短縮できることを示す。