講演情報

[20p-P10-10]不活化処理の温度が核酸検出法応用型ウイルス活性評価法に与える影響

〇安浦 雅人1、堀口 諭吉1、芦葉 裕樹1、陳 政霖1、福田 隆史1 (1.産総研)

キーワード:

ポリメラーゼ連鎖反応,インフルエンザウイルス,抗体

現状、活性ウイルスのみを検出するウイルス検出法は、培養法があるが迅速性に乏しい。我々は、長鎖逆転写定量ポリメラーゼ連鎖反応法に着目し、インフルエンザウイルスに対する紫外線不活化の影響について報告し、更に100℃加熱や次亜塩素酸ナトリウム処理による不活化も検出に影響することを報告した。本研究では、本手法を用いた活性ウイルス検出について、加熱滅菌処理時の温度条件が検出結果に与える影響について調査した。