講演情報
[21a-A309-6]金属回折格子における非伝搬モードを用いた表面プラズモンセンサーの作製と動作解析
〇元垣内 敦司1、原田 旺尭1、平松 和政1 (1.三重大院工)
キーワード:
表面プラズモン,表面プラズモンセンサー,非伝搬モード
波数が0である定在した伝搬型表面プラズモン(非伝搬モードと呼ぶ。)を利用した表面プラズモンセンサーの実現を目指し、センサーの作製と評価、およびRCWA法による非伝搬モードの挙動の解析を行った。Auの回折格子を作製し、屈折率1.7の液体媒質を使って透過率スペクトルを測定したところ、シミュレーション結果とほぼ一致した実験結果が得られ、非伝搬モードによって液体媒質の検出が可能であることが示された。