講演情報
[21a-A310-8]表面型シフト多重ホログラフィックメモリーにおけるホログラムの離散化による信号再生特性への影響評価
〇平山 颯紀1、藤村 隆史2、田中 嘉人3、志村 努1 (1.東大生研、2.宇大工、3.北大電子研)
キーワード:
ホログラフィックメモリー,計算機合成ホログラム,光メモリー
われわれは表面型ホログラムのシフト多重記録を可能とする手法を考案し,時系列信号符号化を用いた新規表面型ホログラフィックメモリーの実現可能性を示した.本システムにおける表面型シフト多重ホログラムは,実際に計算機合成ホログラムとして作製する際に位相変調量と空間分布が離散化される.本研究では,こうしたホログラムの離散化が記録密度や再生信号の信号対ノイズ比に与える影響について数値計算による評価を行った.