講演情報

[21a-B203-5]走査電子顕微鏡/熱画像カメラを用いた金属ワイヤの熱伝導特性評価2

〇濱崎 拡1、望月 拓海1、鈴木 颯1、池田 浩也1 (1.静大)

キーワード:

熱電変換

熱電変換効率向上の手段として,材料のナノスケール化が有力視されているが,微小化した材料の熱電変換性能の評価,特に熱伝導率の計測には困難が伴う.我々は,走査電子顕微鏡と熱画像カメラを組み合わせることにより,マイクロメートルスケールの材料に適用可能な熱伝導特性評価技術の構築を目指している.これまで,直径50 μmの金属線において熱拡散率を評価した結果について報告してきた.今回,熱画像カメラの最小画素サイズである25 μmを下回る材料について熱拡散率の評価を行った.