講演情報
[21a-B205-1]フェムト秒レーザーを用いたガラス表面への超親水性かつ高透過率条件の検討
〇森浦 健斗1、奈良崎 愛子2、玉木 隆幸3、渡邉 歴1 (1.立命館大理工、2.産総研、3.奈良高専)
キーワード:
親水性,曇り防止,微細構造
ガラスは高い硬度,化学的耐性をもつため,生活や産業分野に多く用いられている.しかし,空気中の水蒸気の量によってはガラス表面が曇り,視認性の問題が発生する.近年,フェムト秒レーザーを用いた加工により,ガラス表面にドットを形成した.その結果,ガラス表面に超親水性を付与し,透過率が向上することが報告されている.我々はフェムト秒レーザーを用いた加工により,ガラス表面に周期構造を形成し,超親水性を達成する加工条件について調査した.本研究では,超親水表面の高透過率を達成する加工条件について調査した.