講演情報
[21a-B205-5]透明フッ素樹脂材料CYTOPで作製した
3次元マイクロ流路チップによる高解像度細胞観察
〇半澤 未来1,2、小幡 孝太郎1、シマ フェリックス3、河野 弘幸1,4、尾笹 一成1、花田 修賢5、宮地 悟代2、宮脇 敦史1,4、杉岡 幸次1 (1.理研 光量子、2.東京農工大学、3.INFLPR、4.理研 CBS、5.弘前大理工)
キーワード:
CYTOP,マイクロ流路チップ,フェムト秒レーザー
細胞培養空間と単一細胞の観察を同時に可能とするバイオチップが細胞観察の際に広く利用されている。しかし、一般的に使用されるガラスなどの透明材料は、水を主成分とする培地と比べて比較的屈折率が高く、屈折率差により像の歪みにより高解像度の観察が困難である。本研究ではこれらの問題を解決するために水とほぼ等しい屈折率を有する透明フッ素樹脂材料CYTOPを用いて単一細胞の高解像度観察が可能なバイオチップの開発を試みた。