講演情報
[21a-D902-6][講演奨励賞受賞記念講演] 生体内動的環境の再現に向けたオンチップ型ゲル薄膜運動素子の開発
〇高橋 陸1、宮廻 裕樹2、田中 あや1、山口 真澄1 (1.NTT物性基礎研・BMC、2.東大院情報理工)
キーワード:
ハイドロゲル,アクチュエーター,座屈変形
生体内の微小構造や刺激環境を基板上で再現する技術は,臓器チップなど高度な細胞機能を発現する上で重要である.我々はこれまでに,ハイドロゲル薄膜を基板上で座屈変形させる手法をで生体によく似た管状構造を形成し,光刺激の時空間制御による生体模倣アクチュエーションが可能なことを報告してきた.本研究では本運動素子のさらなる応用に向け,空気中における形状安定性および動作サイクル時の変形安定性について評価した.