講演情報

[21a-P03-14]アモルファス IZO ナノファイバ不織布の導電性向上への試み

〇(M2)小川 裕貴1、大木下 潤1、内田 健斗1、内山 裕美菜1、野見山 輝明1、堀江 雄二1 (1.鹿児島大院理工)

キーワード:

電界紡糸法,透明導電膜,フレキシブル基板

電界紡糸法は、高分子を含んだ原料液に高電圧を印加することで電気的に紡糸する方法である。我々は、この方法を用いて高温でもアモルファス状態を維持できることが知られている亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)のナノファイバ(NF)不織布を作製した。しかしながらこの不織布は抵抗率が大きく、電子基板としての使用は未だ困難である。そこで本研究ではIZO-NFの還元処理条件とナノファイバの構造を変更し、導電性を向上させることを試みた。