講演情報
[21p-A307-3]分子線エピタキシー法により作製したSrRuO3薄膜の量子輸送状態の評価
〇松木 優太1、西早 辰一1、大島 蓮1、三輪 史哉1、打田 正輝1 (1.東工大理)
キーワード:
量子振動
我々のグループはこれまで分子線エピタキシー法を用いてRuddlesden-Popper 型Srn+1RunO3n+1について高品質な薄膜試料の作製を行ってきた。そこで、本研究ではn = ∞に該当するSrRuO3に着目し、分子線エピタキシー法による薄膜作製を行った。
SrTiO3(100)ステップ基板を用いて、基板温度、Ruフラックス, 酸化源ガスの供給圧などの条件を変えながらSrRuO3薄膜を作製した。特に、高いRRRをもつ薄膜試料において、低温強磁場下で量子振動の観測に成功した。
SrTiO3(100)ステップ基板を用いて、基板温度、Ruフラックス, 酸化源ガスの供給圧などの条件を変えながらSrRuO3薄膜を作製した。特に、高いRRRをもつ薄膜試料において、低温強磁場下で量子振動の観測に成功した。