講演情報

[21p-A308-11]フォトニック結晶におけるM点ディラックコーンを用いたゼロ屈折率状態

〇渡邉 祥1,2、森竹 勇斗1、小野 真証2,3、倉持 栄一2,3、納富 雅也1,2,3 (1.東工大理、2.NTT物性研、3.NTTナノフォトニクスセンタ)

キーワード:

フォトニック結晶,ゼロ屈折率,ディラックコーン

フォトニック結晶におけるゼロ屈折率状態はΓ点のディラックコーンを用いたものが報告されている。本研究ではΓ点と同様の対称性を持つM点上に、ライトラインより下に存在するディラックコーンを持つ新構造を提案する。シミュレーションではディラック点においてゼロ屈折率状態特有の光の拡散伝搬や、クローキング効果などが見られたので報告する。