講演情報

[21p-A602-4]次世代X線CTによるガドリニウム造影剤の生体外イメージング

〇(M1)供田 崇弘1、有元 誠1、佐藤 大地1、水野 睦也1、Fitri Lucyana1、川嶋 広貴1、小林 聡1、奥村 健一朗1、片岡 淳2、匂坂 真結2、寺澤 慎祐3、塩田 諭3 (1.金沢大学、2.早大理工、3.プロテリアル)

キーワード:

フォトンカウンティングCT

近年注目されているフォトンカウンティングCT(PC-CT)は、X線のエネルギー情報が得られるため、造影剤の濃度分布を可視化できる。本研究では、主にMRIで使われるガドリニウム造影剤(ガドキセト酸ナトリウム)の生体外イメージングをPC-CTで行った。この造影剤は、正常な肝細胞に取り込まれる性質を持ち、肝機能の評価や肝臓の病変の検出に使われる。本発表では実験の概要及び、肝臓に蓄積したガドリニウム濃度推定の定量化に関して報告する。