講演情報
[21p-B204-13]集束イオンビームを用いて作成した超伝導転移端センサの特性評価
〇上土井 猛1、三津谷 有貴1、チョガディ アミン1、スミス ライアン1、高橋 浩之1 (1.東大工)
キーワード:
超伝導,極低温,単一光子検出器
通信波長領域において、高速かつ高精度な光子数識別が可能となれば光量子コンピュータに適用することができる。超伝導転移端センサ(TES)は超伝導転移領域における急峻な抵抗変化を用いた高精度なマイクロカロリメータであり、通信波長帯のようなエネルギーの低い光子に対しても検出することができる。本研究では、集束イオンビーム(FIB)を用いてTESの有感領域を設計することによる影響とTESの特性を評価する。