講演情報

[21p-C402-8]二酸化炭素還元を目指した超ナノ微結晶ダイヤモンド薄膜の水素発生電位の制御

〇長野 里基1、Lama Osman1、Abdelrahman Zkria2、楢木野 宏1、吉武 剛1 (1.九大総理工、2.九大E-JUSTセンター)

キーワード:

超ナノ微結晶ダイヤモンド,同軸型アークプラズマ成膜法,電気化学特性

本研究では,物理気相成長法の一種である同軸型アークプラズマ成膜法で超ナノ微結晶ダイヤモンド薄膜の作製を行い,電気化学分野への応用として二酸化炭素の高効率な電気化学還元を目指している.これまでの研究で成膜時の基板温度がsp2・sp3炭素の割合に影響を与えることが明らかになっている.そこで異なる基板温度で窒素ドープ超ナノ微結晶ダイヤモンド薄膜を作製し,電気化学測定を行うことで電気化学特性を調査した.