講演情報
[21p-C601-1]光透過型有機薄膜太陽電池の高性能化に向けて
任 和1,2、山本 晃平1、宮寺 哲彦1、近松 真之1、村上 拓郎1、斎藤 慎彦3、尾坂 格3、〇吉田 郵司1,2 (1.産総研、2.筑波大数理物質、3.広大先進理工)
キーワード:
有機薄膜太陽電池,光透過,平均可視光透過率
光透過型有機薄膜太陽電池(STOPV)の研究において、我々は可視光平均透過率(AVT)および変換効率とAVTの積算で表される光利用効率(LUE)を指標として性能向上を検討している。これまで、AVTが比較的高い材料DTBを用いて検討を行ってきた。しかしながら基本的な発電性能が低く、STOPVを作製するに至っていない。そこで、比較的高いAVTが期待される高効率なp型高分子材料PNBTz1を選択し、STOPVとしての検討を行った。