講演情報

[21p-D902-14]CMOSにおいセンサを用いた匂い・ガスの方向と流量の検知

〇浅田 吉博1,2、前野 権一3、橋詰 賢一3、淀 優介1,2、野田 俊彦2、澤田 和明2、秋山 正弘1 (1.長野高専、2.豊橋技科大、3.アロマビット)

キーワード:

センサ,におい・ガス

多くの生物は獲物や仲間の匂いをたどって位置を特定することができる。このような匂いやガスの発生源を検知できる工学デバイスが実現すれば、地雷の捜索などの様々な社会課題の解決が期待される。我々は、これまでCMOSにおいセンサを用いて、少なくとも4方向のガス流を検知できる小型で安価なシステムを実現した。本研究では、方向に加えてさらに50~300mL/min.流量の違いを確認することができた。