講演情報
[21p-P10-3]多重化集光スポットを用いた球面収差補正
〇小澤 祐市1、上杉 祐貴1、佐藤 俊一1 (1.東北大多元研)
キーワード:
レーザー走査型顕微鏡,空間光変調器,計算機合成ホログラム
今回我々は、空間光変調器を導入したレーザー走査型顕微鏡光学系において、励起光の波面制御に基づいて焦点に多重化されたスポットを形成し、PSFの深さ方向の情報を1回の画像取得から評価・補正する方法を提案する。本方法を用いることで、高NAでの集光条件において球面収差補正が必要な場合でも、STEDイメージングに適用可能な良好なダークスポット光が迅速に得られることを報告する。