講演情報

[21p-P13-5]ホスト液晶構造に着目したオリゴチオフェン色素ドープ液晶の非線形光学応答

〇横田 純輝1、相沢 美帆1,2、久野 恭平1、久保 祥一1、山口 留美子3、宍戸 厚1 (1.東工大化生研、2.JSTさきがけ、3.秋田大院理工)

キーワード:

分子配向変化,非線形光学効果,液晶

液晶は,一定強度以上の光を入射することで,分子配向変化に基づく非線形光学効果を発現する。これまでに,オリゴチオフェン色素を少量添加することで,非線形光学応答の光感度が格段に向上することを示している。しかしながら,今後の応用展開においては,さらなる感度向上のための材料設計指針が求められている。本研究では,材料物性における重要因子であるホスト液晶構造に着目し,色素ドープ液晶の非線形光学応答を検討した。