講演情報
[21p-P17-6]高強度THzパルス励起による自由誘導減衰の高分解能分光装置開発
〇下野 望1、古屋 岳2、北原 英明2、守安 毅1、谷 正彦2 (1.福井大工、2.福井大遠赤セ)
キーワード:
高分解能分光,自由誘導減衰
本研究では広帯域テラヘルツパルスを励起光源に使用し、分子から放出されるFIDを、ハーモニックミキサーによる高分解能な分光を行うことを目的とする。検出器のダメージ閾値の問題から尖頭値が高い励起パルスを除去する必要があり、半導体シャッターを用いてこれを除去することを計画している。講演では半導体シャッターに用いる半導体のキャリア寿命の測定結果と合わせて、FID検出の可能性について報告する。