講演情報

[22a-B205-11]サブフタロシアニンへのアルキルチオ基導入による液晶特性の評価

〇佐藤 那音1、水谷 義1、高木 阿久斗1、衣笠 健太郎1 (1.同志社大学)

キーワード:

液晶

サブフタロシアニン (SubPc)はπ共役系骨格を持つ化合物でありながら, 非平面型の構造をとるため, 有機電界効果トランジスタの値が大きいことが報告されている1)。先行研究より、このSubPcの末端に炭素数の大きいアルキル鎖を導入することで、側鎖間の相互作用によりディスコティック液晶性を有するようになることが分かっている2, 3)。本研究では、SubPc末端に炭素数の異なるアルキルチオール基を導入し、その液晶特性の変化を評価した。