講演情報
[22a-C501-5]銀カルコゲナイドの相変態を利用した高性能熱ダイオードの開発
〇後藤 友輔1、平田 圭佑1、松波 雅治1、竹内 恒博1 (1.豊田工大)
キーワード:
熱ダイオード
我々は,Ag2S0.6Se0.4が90℃付近において熱伝導度の顕著な増大を見出した.本研究ではAg2S0.6Se0.4と相変態温度が近く,熱伝導度が顕著に減少する可能性がある材料としてAg2S0.1Te0.9を研究対象とした.この材料に銀不純物を適量加え、熱伝導度の温度依存性を観測し,Ag2S0.6Se0.4と組み合わせることで高性能な熱ダイオードの開発を目指した.