講演情報
[22a-C601-5]高効率ペロブスカイト太陽電池の開発:自動成膜システムとベイズ最適化を用いた組成とプロセスの最適化
〇江口 直人1、深澤 太郎1、神田 広之1、三宅 隆1、村上 拓郎1 (1.産総研)
キーワード:
ペロブスカイト太陽電池,ベイズ最適化,自動化
ペロブスカイト太陽電池において高効率なペロブスカイト材料の開発は重要であるが、最適な材料の組み合わせや成膜条件を探す為には多くの時間と費用を要する。本研究では、自動成膜システムとベイズ最適化を使用してCsFAPbI3系ペロブスカイト太陽電池の材料組成と成膜条件の包括的な最適化を試みた。その結果、初期データにおける変換効率の最大値が約12%であったのに対し、最終的には変換効率が20%を超える太陽電池の作製に成功した。