講演情報
[22a-D902-1]キトサンナノファイバ薄膜を基盤としたフレキシブル電極作製と神経インターフェースしての応用
〇安藤 大貴1、手島 哲彦2,3、Francisco Zurita2,3、Hu Peng2、小倉 孝太4、近藤 兼司4、Lennart Weiss2、平野 愛弓1、Markus Becherer2、Joe Alexander3、Bernhard Wolfrum2,3 (1.東北大院工、2.ミュンヘン工科大、3.NTT research, Inc.、4.(株)スギノマシン)
キーワード:
バイオエレクトロニクス,フレキシブルデバイス,バイオマスナノファイバ
キトサンナノファイバ(CSNF)は高い生体適合性を持つキトサンを解繊する事で得られ,水に簡単に分散する事や,それによる加工性・成膜性の高さから医療工学において活用されてきた.一方で,一般的な微細加工プロセスの適用が困難であった事が,CSNFのバイオエレクトロニクスへの応用を制限していた.そこで本研究では,新しい微細加工プロセスを構築し,CSNF基盤フレキシブル電極の作製と神経インターフェースとしての応用を行った.