講演情報
[22a-P01-31]ST-FMR法による局所磁化ダイナミクスとスピン波との相互作用評価
〇浜田 竜希1、室賀 翔2、石橋 隆幸3、遠藤 恭2、神田 哲典1 (1.大島商船高専、2.東北大工、3.長岡技科大)
キーワード:
ST-FMR,磁化ダイナミクス,スピン波
局所領域における磁化の歳差運動はスピン波の波源となる。我々は、強磁性体薄膜に複数の波源を設けると波源間はスピン波を通じて相互作用が生じることを見出した。上述の磁化の歳差運動とスピン波の相互作用の評価手法として、磁化の歳差運動に働くトルクを定量的に評価できるST-FMR法に着目し、実験結果と数値シミュレーションによる解析によりその定量評価を検討した。本講演では、数値計算結果と実験結果を比較して議論する。