講演情報

[22a-P02-8]ジメシチルボリルエチニルアントラセンの熱物性および電子状態に対するフェニル基導入効果

〇三柴 健太郎1,3、永田 晃基1、田中 裕也2、飯野 裕明3 (1.都産技研、2.東工大化生研、3.東工大未来研)

キーワード:

有機ホウ素化合物,熱物性,電子状態

電子受容性の高いπ共役有機ホウ素化合物は、電子輸送材料への応用が期待されている。その中で、当グループはジメシチルボリル基とアントラセン環がエチンジイル基により架橋されたアルキニルボラン化合物に注目し、材料応用について研究を行ってきた。本研究ではアントラセン環の異なる位置にフェニル基(Ph)を導入した新規誘導体を複数合成し、Ph基の導入によりその熱物性や電子状態がどのように変化するかを評価した。