講演情報

[22a-P03-7]自己推進型イオンゲルを用いた気体分子運動のモデル化:圧力平衡

〇棚橋 達紀1、古川 一暁1 (1.明星大理工)

キーワード:

自己推進型イオンゲル

自己推進型イオンゲル多体系を用いて、圧力差がある場合の気体分子の混合ダイナミクスをモデル化した。左右2つの円(φ30 mm)を結合した形状を持つ水槽に、φ2 mmのイオンゲルを左槽に10個、右槽に20個導入した。イオンゲルの運動を観察し左右槽への分布の時間変化を解析した結果、混合後数秒でイオンゲルが左右槽に均等に分配し、圧力平衡に至る現象が可視化できた。