講演情報
[22p-A307-17]タッピングモード走査型プローブエレクトロスプレーイオン化法を用いた単一細胞の高空間分解能質量分析イメージング
〇大塚 洋一1、樺山 一哉1、三浦 彩音1、深瀬 浩一1、豊田 岐聡1 (1.阪大院理)
キーワード:
質量分析イメージング,単一細胞
細胞を構成する複数分子の一斉分析技術は、生命科学分野の基礎理解と応用の両面で重要である。本発表では、t-SPESIを用いた質量分析イメージング(MSI)の空間分解能を向上するための装置開発と、孤立したHeLa細胞の計測について報告する。倒立型蛍光顕微鏡に搭載可能なt-SPESIユニットを開発したことにより、ガラス基板上の孤立したHeLa細胞に対して、同一視野での蛍光像およびMSIを行うことが可能となった。