講演情報

[22p-A501-4]SrTiO3(100)上のPentaceneの分子配向分析

〇伊谷 優起1、滝沢 優1 (1.立命館大学理工)

キーワード:

ペンタセン,X線吸収微細構造

有機薄膜デバイスの性能向上には、分子配向の制御が重要である。有機半導体のPentaceneは基板の種類や表面状態により分子配向が異なることが報告されている。本研究では、様々な表面状態を持つSrTiO3 (STO) 基板上にペンタセン薄膜を蒸着し、吸収端近傍X線吸収微細構造 (NEXAFS) 測定を行い、薄膜の分子配向について調べた。その結果、STO上でPentaceneは基板表面に対して立ち上がった分子配向を持つことが分かった。