講演情報
[22p-A601-10]EV電池電流計測用のダイヤモンド量子センサのロバスト性実証
〇波多野 雄治1、谷川 純也2、中園 晃充2、関口 武治1、貝沼 雄太1、阿部 浩之3、小野田 忍3、大島 武3、岩崎 孝之1、波多野 睦子1 (1.東工大工、2.矢崎総業(株)、3.量研)
キーワード:
ダイヤモンド量子センサ,電池モニタ,NVセンタ
EV電池電流計測用ダイヤモンド量子センサのロバスト性を実証するため、EV内の磁場雑音を模した0.1 Hz, 80 μTppの磁場雑音の中でバスバ電流の計測を行った。ダイヤモンドセンサは2✕2✕1 mm3のHPHT-Ib (111)結晶に3✕1018cm-2の電子線照射を行ったものである。差動出力により共鳴周波数差として20 mAと10 mAの電流パルスを識別可能であることを確認した。