講演情報
[22p-A601-11]ラット脳磁検出に向けた高感度ダイヤモンド量子センサシステムの構築
〇(M1)吉村 厚美1、関口 直太1、伏見 幹史2、北田 純大1、眞榮 力3、宮川 仁3、谷口 尚3、寺地 徳之3、小野田 忍4、大島 武4、関野 正樹2、岩崎 孝之1、波多野 睦子1 (1.東工大、2.東大、3.NIMS、4.QST)
キーワード:
NVセンタ,量子センサ,脳磁図
ダイヤモンド量子センサは脳磁などの生体磁場の測定への応用に向けた研究が行われている。本研究ではラット脳磁検出を目標に、生きたラットの頭に近づけられる非侵襲で高感度なダイヤモンド量子センサを開発した。バランス検出による光強度ノイズ低減により、ラットの脳磁の帯域にて30 pT Hz-1/2より高い磁場感度を得た。脳磁が10 pTであれば、このセンサを用いて約1分の積算で検出可能と見込まれる。