講演情報

[22p-A601-17]ダイヤモンド中の鉛ー空孔センターのスピン選択励起

〇(M2)大羽 一輝1、Wang Peng1、谷口 尚2、波多野 睦子1、岩崎 孝之1 (1.東工大工、2.NIMS)

キーワード:

鉛-空孔センター,量子ネットワーク,ダイヤモンド

ダイヤモンド中の鉛―空孔(PbV)センターは、大きい基底状態分裂幅を持つことから、主なデコヒーレンス源とされるフォノンの影響を低減できることが予想されるため、より高い温度において長いスピンコヒーレンス時間が期待される。スピン特性評価には、磁場印加による基底-励起状態間でのスピン選択励起が必要となる。本研究では、磁場下でのPbVセンターの共鳴励起分光(PLE)により、スピン状態を選択した共鳴光学遷移を観測した。