講演情報

[22p-A602-2]Poly-L-lysine/酸化チタン微粒子による多層膜ヘテロコア光ファイバ屈折率センサのLayer-by-layer法における表面粗さの改善と感度への影響

〇西山 道子1、渡辺 一弘1 (1.創価大理工)

キーワード:

光ファイバセンサ,屈折率測定,ヘテロコア構造

我々は,ヘテロコア構造光ファイバを用いて,poly-L-lysineと酸化チタン(TiO2)微粒子による交互積層多層膜を用いた屈折率センサを提案している.layer-by-layer法で形成される多層膜の表面状態は,成膜時の温度,湿度の影響を受け,センサ性能に影響する.本報告では,poly-L-lysine/ TiO2微粒子多層膜ヘテロコア光ファイバ屈折率センサのLbL法成膜工程でのTiO2固定化後の乾燥時間に着目して膜の表面粗さの改善を図り,屈折率感度への影響を明らかにしたので報告する.