講演情報
[22p-B202-16]ラブ波型弾性表面波における圧電基板分割による不要伝搬モードの抑圧
〇(M2)原 尚斗1、鈴木 雅視1、垣尾 省司1、山本 泰司2 (1.山梨大、2.山本エイデック)
キーワード:
弾性表面波デバイス,圧電基板分割構造
ラブ波型弾性表面波(SAW)は大きな電気機械結合係数K2を有しているが,レイリー型SAW(R-SAW)も励振されスプリアス応答となるため,電極膜厚やオイラー角に制約がある.本報告では,R-SAW不要応答の抑圧方法として圧電基板をオイラー角の異なる薄板と支持基板に分割,接合させた構造を提案し,有限要素法により解析した結果を報告する.提案構造によってR-SAW不要応答を抑圧できることがわかった.