講演情報

[22p-B205-11]LB法とインターカレーション法を用いるハロゲン化鉛系有機無機層状ハイブリッドペロブスカイト超薄膜の作製(IV)

〇三浦 康弘1、赤城 嘉也1、田中 利彦1、青山 哲也2、山下 翔太郎3、竹岡 裕子3 (1.浜松医大医、2.理研RAP、3.上智大理工)

キーワード:

ラングミュア・ブロジェット法,2次元層状有機無機ハイブリッドペロブスカイト,超薄膜

我々は,前回までに,オクタデシルアミンのLB膜をハロゲン化鉛を含む水溶液(PbX2/HX, X = Cl, Br, I)に浸漬するとインターカレーションにより高品質なハロゲン化鉛系2次元層状ハイブリッドペロブスカイト(2D LHP)超薄膜が作製できることを報告した。しかしながら,X = Iの2D LHP 系以外は構造が十分に明らかになっておらず,また, X = Cl, Br, I の何れの 2D LHP 系についてもインターカレーションの機構が解明されていなかった。今回,それぞれの2D LHP膜系の構造,および,インターカレーションの機構について検討した結果を報告する。